2010年6月1日火曜日

ゆっくりな世界



今日は授業がなかったので

やることはもりもりありますが、バイト先の店長に私の学校を案内しました。

店長は私と同い年なのです。生まれ年と学年が一緒。

でも、私は学生をしていて、店長は社会人。

きっと店長自身、自分とは別の生活をしている同年代や、大学というところを見てみたかったんでしょう。

なので、そんな違う世界を見せてあげたいとおもったのです。

本当はこんなことしてる時間なんてないんですけどね。笑

いろいろ思いつめたときは、思い切ってなにもせずすごすのがいいんです。私には。


まず2人で学食でご飯を食べて、購買でアイスを買って外で食べました。

写真はそのとき撮りました。気づかなかったけど、池前を見上げるとこんなにも綺麗。

池の前に座って1時間くらい。

人間観察をしたり、すれ違う友達に手をふったり、タバコをすったり、くだらない話をしたり。

店長は人がいっぱいいて、驚いていました。笑

それから少し寒くなったので、研究室のあるビルの20階にあるラウンジに行きました。

あたし自身もそんなに頻繁に行く場所ではないので、いつもそこからの景色には感動します。

ぼんやりと建設中のスカイツリーが見えました*

海や、まわりの景色を見ながら、また雑談したり、黙ったり、お茶を飲んだり。


前から思っていたことなのですが

海は遠くからみるとすごくきれいって思うのに

実際の海はすごく汚くて、よごれている。

なのになんでみんな海を見てキレイだって言うのか。


なんだか、人間みたいだなって思ったのです。

表面はきれいで魅力的で、近づいた。でも、いざ近づいて中身をみるとよごれていて汚かった。

足を入れるのもためらうくせに、近づくと逃げるくせに

やっぱり遠くから見て、キレイだとか好きだとか言う。

でも、その汚さに気づいて、なお一緒に居てくれたり、近づいてくれる人もいて

その人に救われたりとか。一緒に居たいとおもったりとか。


海も人間も一緒なのかなーとかおもったのです。


最近自分、強欲すぎて、無欲になりたいとか思っていたのですが、

人間生きてるかぎり無欲にはなれないなって気づきました。


生きたいとか死にたいとかも言ってみれば欲な訳で

結局生きてるうちは、苦しいこととかたくさんあって

でもその苦しさを味わうことで、自分が生きてる感覚とか、

人間っぽさを実感できるのかなと思いました。

こんな果てしないことを2人で考えた1日だったのです。笑



今日はびっくりするくらいゆっくりな時間を過ごせました。


よし、昼寝もしたし、やることやろうとおもいます。

がんばろー。ほどほどに***