2011年6月11日土曜日

Creative Lounge ライブペイント

6/9に、柏のダイニングバーAJITOでの企画、Creative Loungeにて

ライブペイントさせていただきました!




大きなまっしろな紙にわーーーっと描かせていただきました!






同じ研究室のつくしと一緒に描きました!



足でツーショット



ペイント中の様子**********








あえてお題は出さずに、ノープランのまま思うがままに!笑

自己表現ばんざーい!




つくしは残念ながら途中帰宅だったので、途中だけどふたりで記念撮影!

暗い!笑




途中でかずもきてくれたり!わーい!

偉いお人がいっぱい来る会の後にわざわざきてくれたー!

わーいわーい!!!


お客さんも徐々に増えてきて、たくさん話しかけてもらえたり!

わーいわーい!!!

スタッフさんもすごくいい人!わーーーい!!!



最後にMAI TSUKUSHIのサインを入れて



完成ーーー!!!



お客さんから、『中国三千年の歴史』と題をつけていただきました!笑





なんか発散できたというか、無心になれるってやっぱり良い!

絵の具をさわるの、すごく久しぶりだったけど、やっぱり絵を描くことは一生続けたいなと思いました。






AJITOのみなさん、誘ってくれたしょーこ、ぢょーぢさん、オーガナイザーのHOLLYさん、ツイッター&USTで見守ってくれたみなさん、どうもありがとうございましたーーー!!!

お料理もおいしくて、お酒もおいしくて、人もおもしろい!

とってもクリエイティブな企画でした!

お店もかっこ良くて、めちゃめちゃおすすめです!

あたしもまたいきたーーーい!!!





柏ダイニングカフェ・バー AJITO
http://cafe-azito.com/
USTREAM:creative lounge
http://www.ustream.tv/channel/creativelounge

2011年6月7日火曜日

イノベーションデザイン特論 6/01

佐藤雅彦さんのデザインとアプローチ




佐藤 雅彦(さとう まさひこ、1954年3月28日 − )


日本のメディアクリエーター、東京芸術大学大学院映像研究科教授、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授。血液型AB型のおひつじ座。静岡県沼津市(旧戸田村)出身。静岡県立沼津東高等学校、東京大学教育学部卒業。

大学では数学を専攻。1977年、広告代理店大手の電通に入社。セールスプロモーション局に配属される。1987年にクリエーター選抜試験に合格し、第4クリエーティブディレクション局に異動。CMプランナーとして、湖池屋の「ポリンキー」、「ドンタコス」や、NECの「バザールでござーる」など、様々なヒットCMやテレビ番組のコーナー企画などを手がける。
電通退社後は独立し、企画会社「TOPICS」を設立、広告以外の表現を始める。(プレイステーションソフト『I.Q インテリジェントキューブ』など)特にNHK教育テレビ『おかあさんといっしょ』内の歌として、作詞・プロデュースをつとめた『だんご3兄弟』は、一時期は社会現象になるほど爆発的な人気を誇った。またNHKがロゴを変更した際、CIキャンペーンも手がけている(ロゴ自体は佐藤の案ではない)。
1999年より慶應義塾大学環境情報学部教授を務め、2006年より現職。「慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室」の活動として、NHK教育『ピタゴラスイッチ』などの監修に携わっている。


授業を受けて、一発目に思ったことは

あたし団子三兄弟の大ファンです!!!


もちろんCDだって持ってますよ!




佐藤雅彦さんのデザインアプローチは

1.自分が好きな物を集める

2.その好きな物に共通するルールを探す。

3.見つけたルールを適用してデザインする。



ルール

トーン


この2つがキーワードとなっているようです。

佐藤さんはこれまでと違うアプローチをすべて自分なりの手法で考え

新しい考え方を生み出しています。



佐藤さんは自分が枠が好きだということに気づいて、すべての要素に枠を入れたり

自分の好きなもの、原点は数学にあると気づいて、数学的なデザインを考えるなど


自分の好きなこと、楽しいことをルールに組み込んで、自分のトーンを生み出すという感じです。

たとえば、佐藤さんの作品のモルツのCM


モルツー♪モルツー♪モルツー♪モルツー♪って、ずーっと商品名言ってるだけなんですけど

じつは、商品名をずっと連呼するというルール。

いやでもこれがモルツのCMだってわかるし、モルツと連呼することでもうおじさんの頭の中はモルツでいっぱい!消費者の頭もモルツでいっぱい!笑

これが、サウンド・ロゴの効果!

あとは、この懐かしいバザールでござーる


これも、なぜか当時のCM、バザールでござーる♪のフレーズがかなりあたまに残っています!

これもサウンドロゴの効果。

それに、このキャラクター性!
こうしたキャラクターをこまかく設定して、愛着を持たせる。
出身地まで設定するなんて!でも見ちゃうし、この子のことをちょっと知れたようでなんだかうれしい!笑

団子三兄弟も、この効果をうまく利用したもの。

このように、私たちは知らず知らずのうちに佐藤雅彦の見いだしたルールという方法論に踊らされていたのです!笑



この、知らず知らずのうちに、というところが今回注目するポイントなのかなと思いました。

不自然に思わず、スッと耳になじむフレーズや、なんとなく口ずさんでしまうキャッチーさとか。

どうしてもかわいいと思ってしまうキャラクター性だとか。

あたしも自分らしさというか、自分にルールがあるんだろうなーと思うんですけど、それがまだ見いだせません。

うーん、みつけたい!自分のルール!

自分を掘り下げることによって、自分の方法論がみえてくるのかも!

最近思ったことですが、あたしプロダクトもすきだけど、こうゆうCMとかプロモーションとかも好き!

これも一つの発見?

ハチクロの竹本君みたいに自分探しの旅したらみつかるかなー?

よく考えてみれば、自分ってすごく漠然としてて、もやもやしてるかも。

自分をひもとくために、マインドマップ、つくってみよう!

きっとあたしの音楽のルーツには団子三兄弟がいるはず。


イノベーションデザイン特論 5/25

リチャードサッパーのデザインとアプローチ



Richard Sapper(リチャード サッパー
大学卒業後、ベンツ社のデザイン部に勤務。ベンツではバックミラーをデザインしていた。退社後、ミラノのジオ・ポンティの建築事務所で働くことになるのだが、ジオ・ポンティはその当時、板金がわかる人を雇いたいと考えていた。しかし、サッパーは板金の知識などほとんどないのに板金のことがわかると言い、ジオ・ポンティの事務所に潜り込んだ。






サッパーさんはジオ・ポンティさんの元でどうしても働きたかったんですね。笑


ジオポンティさんとは建築を主として、家具、プロダクトまで幅広く活動している方。


イタリアのデザイナーは建築を学んでからプロダクトデザインを行うのがほとんどらしいです。


建築を学んで、構造を知っているかどうかはかなり大きな差ですね。






サッパーさんは、プロダクト全体をこだわるのではなく、部分的なディテールをこだわること


つまり、このディテールに80%の力を注ぐ。


全体のカタチは基本的なシンプルなカタチで、ディテールの本質的価値を注ぐ。それを実現するためにサッパーは1つのプロダクトに4、5年の時間をかけるそうです。




ものすごい追求心!!!




それゆえに、サッパーのデザインはロングセラーが多く、10年経っても売れるデザイン




「究極のデザイン」


と言われています。
















これらの作品も、ものすごく緻密な計算と数学的な考えから生まれています。


究極の形とは最も使いやすく、もっとも美しい。

サッパーは同じものを2度とデザインしないそうです。1回目で1番きれいなものを作る。



長く飽きないデザインを後世に受け継がせてゆく。


時代は変われども、元の形から少し手を加えて現代風にすることで、さらに長く愛され続けるのだと思います。








あたしは個人的にですが、デザインって、シンプルが一番難しいと思います!


サッパーさんが4年5年かけるなら、あたしじゃ50年でできれば良いほう?笑


どこにどのウエイトで価値を与えるか


でもやりすぎないようにするにはどうするべきか


なんでもそうだけど引き算のしかたって本当に重要ですよね。




前になにかの名言集?みたいな本で


家を出る前に鏡を見て、装飾品を一つ外せば完璧


みたいな言葉がありました。


おしゃれしようとすると、どうしてもいろいろつけたくなってしまう。


でも、それを一つ減らすことでバランスが良くなる。




外しすぎるとものたりないし、つけすぎてもだめてことですね!






勉強になります!!!







イノベーションデザイン特論 5/18

エドワード・タフテのデザインとアプローチ




「Edward Tufte (エドワード・タフテ)」
エール大の大学院でinformation designを教えてましたが、今は引退。
執筆、講習活動を行っている。

グラフやデータ、イメージ、図の巨匠です!



大体15年に一冊くらいのペースで執筆活動をされていて

これまでに4冊ほどしか本を出していません。


でもその本がすごいー!



これ


エドワード・タフテさんの考えは

3次元の空間を印刷物や画面上などの2次元でいかに表現するか。

情報をいかにわかりやすく、伝えやすくするか、に命をかけてらっしゃいます。




Escaping flatland
 

平らな土地を避け、大事なものは上にあげる。

必要な、伝えたい情報をピックアップしてわかりやすくする。


これを強調させる5つのアプローチがあります。



《MICRO/MACRO Reading》

大きな情報と小さな情報を同時に見せることで、情報を理解しやすくする。



この写真は、ベトナム戦争の戦没者慰霊碑です。
壁の高さはその年に亡くなった人の数を示していて、離れて見ると死者の多さがわかり、近づくけば亡くなった方の名前が彫られているのがわかります。

MICROとMACROが関係がよくわかる!




《LAYERING AND SEPARATION》

複数の情報をレイヤーで見せる、という方法






この上の写真は、黒字でお手本、赤でコメントを書いて分かりやすくしています。
カラーを効果的に使うことで、別の情報だと分かりやすくなる!





《SMALL MULTIPLES》

情報として小さいものがたくさんあった方が比較できてよい、ということ。
ひとつの情報だけではわからないけど、並べることで全体像がわかったり。






このUTの広告のように、たくさん並べたほうが、自分の好みは見つかりやすいですよね!





《COLOR AND INFORMATION》

色をつけることで情報を与える。複数の色にうまく意味付けをすると、複雑な情報がわかりやすくなる。







この地図の写真についているチェックマーク、色が違うということは、わかる情報が違うのかも!






《NARRATIVES OF SPACE AND TIME》

小さな図やグラフィックで情報に軸を加える。





これはナポレオンの遠征のときの兵士の数の推移を表したダイアグラム。

いくつかの軸が複合化していて、いかに戦争ではなく、遠征の最中に兵士が亡くなっているのか、ということだそうです。川をこえるところでたくさん人が減っているのがわかります。





この授業、すごく勉強になりました…!

一発でわかって、見てる側に感動を与えるって、すごい!

ミクロとマイクロとか、距離や違いを出すことで表せるって

この本ほしい( ´ u ` ) 


巨匠ーーー!!!